美味しいお米をネットで買いませんか

お米は、その値段が銘柄と品質を反映している

 日本で作られている水稲には、ご飯として食べられている粳米(うるちまい)、餅やおこわの原料となる糯米(もちまい)、お酒の原料となる醸造用米の3種類があります。お米は品種と生産地と生産者によって味に違いはあるにしても、お米は、その値段が銘柄と品質を反映しているため、品質のよい美味しいお米にはそれなりの値段が付いています。

 スーパーなどで買える通常の値段より安い値段で売られているお米の中には、新米に古米や古古米を混ぜたものや、古米や古古米そのものあるいはせんべいなどにするお米の中から大粒なものを選別して食用として売っているものもあります。複数原料米(ブレンド米)や産地を偽装したものなども売られていますが、私たち消費者は商標の記載からしか判断できません。

 その点、生産農家から直接購入したり、生産農家から直接お米を仕入れてインターネットで販売しているお米屋さんから購入すれば、生産者が見える美味しくて、それなりに安いお米が買えます。

食糧法の改正

ネット通販で美味しくて安いお米が買えるようになった背景

 

 

 平成5年に一定量の米の輸入が決定(ガット・ウルグアイ・ラウンド)、平成6年の「1993米騒動」となにかと私たちの生活に直接影響を及ぼすお米です。

 

 しかし、平成16年4月1日に食糧法(「主要食糧の需給及び安定に関する法律」)が改正され、生産農家を守るための最低価格であった政府買上米の値段が農家が出すお米の値段の基準ではなくなりました。

 

 このため、生産農家やJA(農業協同組合)が値段を自由に決め、いつでもどこにでも自由にお米を売れるようになりました。つまり、それまで政府により統制されていたお米に「作る自由と売る自由」が認められたわけです。

 

 このため、生産農家やJA(農業協同組合)は売れる「安くて美味しいお米」を作ってインターネットを通じて全国に販売することが可能となり、私たちも美味しくて安いお米が自宅にいながら買うことができるようになりました。もちろん送料はかかりますが、通常の販売ルートでかかる中間手数料(JA(農業協同組合)1〜2%、小売店20〜30%)分安く手に入れることができます。中には送料無料、発送当日精米、玄米でも「精米」「分付き」などしてくれるところもあります。これだけでもかなりお得です。

 

 お米は我々日本人の主食ですし、信頼のおけるところで買ったお米の方が美味しいのは間違いありません。お米で飛びぬけて安い物はまずありません。流通するお米の相場はそれほど変わらないからです。しかし、有名産地の「コシヒカリ」などの銘柄米でも、近くのスーパーなどで売っている値段と変わらない値段でネット通販している店も数多くあります。米は買って持って帰るのにも重いだけに苦労しますが、ネット通販だと自分で持って帰る手間も時間も省け、色々なお米を比較して探せます。

 

 信用度、顔の見えないお付き合いのスーパーなどで買う米はと違って、生産者の素顔や住所、電話番号がはっきりとわかる生産農家から直接発送といったお米屋さんもあります。お住まいの近くで「安くておいしいお米」を手に入れる方法がないという方は、生産農家や生産農家から直接お米を仕入れてインターネットで通販しているお米屋さんから、送料無料のお店を探して直接購入するのが美味しくて安いお米を買う方法です。 

安いお米を求める

とにかく安いお米を求めるのであれば

1 新米が出回る時期には、前年に獲れたお米は、普段よりは値段が下がりますので、これをたくさん買ってストックしておく。 (でも、お米は精米後1カ月くらいは美味しく食べられるのですが、2週間くらいするとどんどん食味が落ちていくと言われていますので、あまりお勧めできません。) 2 スーパーなどの店頭で中の米粒が見えるもので、なるべく米粒の大きさが揃っていて艶があり、白いものが混じっていない物を選び、1回に食べる分のお米を3〜4回軽く混ぜる程度に洗って炊き食べる。(白いものが混じっているお米は「シラタ」と呼ばれるお米で、「白濁米」や「乳白米」とも呼ばれ、イネが熟する時期に気温の高い日が続く事により発生し、美味しくないお米です。) 3 JA(農業協同組合)に行って、古米や古古米を玄米で半俵単位(一袋30kg)で購入し、2週間分ずつ精米して食べる。 4 飲食店やスーパーなどに業務用のお米を卸しているお米屋さんに行って、古米や古古米を玄米で半俵単位(一袋30kg)で購入し、2週間分ずつ精米して食べる。 5 お米屋さんに行って、古米や屑米ブレンドの安い未検査の玄米を半俵単位(一袋30kg)で購入し2週間分ずつ精米して食べる。(お米は精米後1カ月くらいは美味しく食べられるのですが、2週間くらいするとどんどん食味が落ちていくと言われています。)  などがとにかく安いお米を求める方法と考えられます。