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粳米品種のお米

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

 

 

あ行のお米

 

愛国

 戦前までは日本統治下の台湾や朝鮮でも栽培されたお米で、平成23年「愛国」の栽培が復活し、全量が酒造りに使われ、平成24年に純米酒「賜候(たまわりそうろう)」の名で発売されています。起源は、明治15年に静岡県青市村(現南伊豆町)の農家が「身上起」から選出した「身上早生」とされています。明治22年に「身上早生」の種籾が静岡県朝日村(現下田市)の蚕種家から宮城県館矢間村(現宮城県伊具郡丸森町)の同業者に渡り試作され、明治25年に農家の坪刈りに立ち会った郡書記らが「愛国」と命名したと伝わっています。

 

あいちのかおり(愛知70号)

 香りの良さに加えて艶も非常に良く、適度な甘みを持ち、大粒で食べ応えのある冷めても美味しいお米です。昭和52年に愛知県農業総合試験場作物研究部作物研究室で、「ミネアサヒ」と「ハツシモ」を交配し育成した品種です。

 

あいちのかおりSBL(愛知100号)

 大粒で「あいちのかおり」と似た食味のお米です。 昭和62年に愛知県農業総合試験場作物研究部作物研究室で、「あいちのかおりと愛知78号(葵の風)のF3」と「あいちのかおり」を戻し交配し育成した品種です。

 

愛のゆめ(媛育50号)

 炊き上がりの艶と粘りが良く、冷めても艶落ちせずヒノヒカリ並みの美味しいお米です。平成元年に愛媛県農業試験場(現愛媛県農林水産研究所農業研究部)で、「ヒノヒカリ」と「西海181号」を交配し育成した品種です。

 

葵の風(愛知78号)

 炊き上がりの艶が良くあっさりした中にも味わいのあるお米です。昭和64年(平成元年)に愛知県農業総合試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「愛知56号(月の光)」を交配し育成した品種です。

 

赤毛

 幕末から道南で栽培されていた地米で、現在は一般に流通していない大変珍しいお米です。明治4年に現在の北海道北広島市島松に入植した翁が、寒さに強い「赤毛」の種籾を使い当時は不可能とされていた道南以北での米作りに挑戦し、明治6年に「赤毛米」という品種で米作りに成功しました。翁は稲作を始める開拓者らに種籾を無償で配布し全道に米作りが広がり、明治40年代には全道の水田の約8割を「赤毛」が占め、寒い土地での稲作の基礎が築かれました。大正4年には、北海道農事試験場上川支場(現現北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)で品種改良が始まり、大正8年に「坊主」が登録され、その後、様々な品種改良が行われ現在の北海道米ブランドに繋がっています。

 

あかね空(愛知76号)

 中粒でコシヒカリから受け継いだ良好な食味のお米です。 平成3年に愛知県農業総合試験場で、「コシヒカリ」と「月の光」を交配し育成した品種です。

 

あきあかね(北陸251号)

 大粒で滑らかさと粘りに優れるコシヒカリ並みの食味の良いお米です。平成29年に農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点で、「中部109号」と「収7388」を交配し育成した品種です。

 

あきげしき(南海131号)

 炊きあがりの艶が良く、粒はやや大きめでほど良い噛み応えと甘みがあるお米です。平成2年に宮崎県総合農業試験場で、「ヒノヒカリ」と「西海199号」を交配し育成した品種です。

あきさかり(越南208号)

 粒はコシヒカリとほぼ同等の食味の極めてい良いお米です。平成9年に福井県農業試験場で、「越南173号」と「あわみのり」を交配し育成した品種です。

 

あきさやか(西海230号)(水稲農林385号)

 粒は中粒の炊きあがりの艶が良い粘りが強くてやや柔らか目のお米です。平成2年に九州農業試験場で「どんとこい」と「西海195号」を交配し育成した品種です。

 

あきた39(秋田39号)

 昭和53年に秋田県農業試験場稲作部で、「トヨニシキ」と「北陸110号」を交配し育成した品種です。

 

秋田63号(秋系319)

 粘り気が少なく粒が割れやすいため流通していなかった秋田県開発の幻のお米です。昭和63年に秋田県農業試験場(現秋田県農林水産技術センター農業試験場)で、「秋田39号(あきた39)」と「北陸130号(オオチカラ)」を交配し育成した品種です。

 

あきたこまち(秋田31号)

 炊き上がりの艶が良く、粘り、香りも良く甘みもある美味しいお米です。 昭和50年に福井県農業試験場で、「コシヒカリ」と「奥羽292号」交配し育成した品種です。

 

あきだわら(関東222号)

 もちもち感はあるものの粘りは少なく、粒がしっかりしていてあっさりしたとしたお米です。平成21年に農研機構作物研究所で、良食味で玄米品質が良い多収水稲品種を目指して、収量性に優れる「ミレニシキ」に品質・食味の優れる「イクヒカリ」を交配し育成した品種です。

 

アキツホ(東海33号)

 中大粒で、食味は良好ですが生産量も少なく市場にあまり出回らないお米です。 昭和47年に農林水産省東海近畿農業試験場(現農研機構東海近畿農業試験場)で、「日本晴」と「ヤマビコ」を交配し育成した品種です。

 

アキニシキ(北陸90号)

 粒はやや小粒で、炊き上がりの艶が良く粘り過ぎないお米です。 昭和49年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、「コシヒカリ」と「マンリョウ」を交配し育成した品種です。

 

秋音色(熊本A25号)

 粘りが強くもっちりとした冷めても美味しいお米です。平成5年に熊本県農業研究センター農産園芸研究所で、「ミルキークイーン(関東168号)」と「黄金晴」を交配し育成した品種です。

 

秋の詩(滋賀62号)

 粒が大きくふっくらした炊き上がりで粘りが強く、仄かな甘みがある柔らかく食べやすいお米です。平成2年に滋賀県農業試験場(現滋賀県農業技術振興センター)で、「コシヒカリ」と米質が柔らかい「吟おうみ(滋系54号)」を交配し育成した品種です。

 

秋のきらめき(秋田96号)

 粒が大きく、炊き上がりの艶が良く香りも高く、適度な粘りがあるお米です。平成11年に秋田県農業試験場で、「いわてっこ」と「秋田74号」を交配し育成した品種です。

 

あきのそら(鹿児島44号)

 粒が大きく炊き上がりの艶も良いお米です。平成13年に鹿児島県農業開発総合センターで、高品質良食味系統の「西南115号」と多収良食味系統の「KG146」を交配し育成した品種です。

 

秋晴(34-15B)

 粒は少し小さめの見た目が綺麗なあっさりした食味のお米です。関東や東海地方に普及していましたが、今では殆ど栽培されていないお米です。愛知県農業試験場で、「31-14(若金)」と「万代錦」を交配し育成した品種です。

 

アキヒカリ(ふ系104号)

 中粒で粘りはやや弱く、食味はいまいちなお米です。昭和43年に青森県農業試験場藤坂支場(現地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「トヨニシキ」と「レイメイ」を交配し育成した品種です。

 

あきほ(空育150号)

 昭和63年に北海道立中央農業試験場(現北海道立総合研究機構中央農業試験場)で、「空育133号」と「上育394号」を交配し、その後鹿児島県の圃場で世代促進栽培し、沖縄県内の圃場で穂抜き選抜し、以後北海道で選抜育成した品種です。

 

あきほなみ(鹿児島30号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く粘りが強く、バランスの取れた甘みや旨みがあり、冷めても美味しいお米です。 平成11年に粒が大きく鹿児島県産業開発センターで、「越南179号」と晩生で良食味の「99s123南海107号/西海201号 F6)を交配し育成した品種です。

 

あきまさり(西海248号)

 粒はやや小さく粘りや香りも少ないあっさり甘みのあるお米です。平成8年に九州沖縄農業研究センターで「かりの舞(南海127号)」と「あきさやか(西海230号)」を交配し育成した品種です。

 

あきまつり(山口8号)

 炊き上がりの艶が良く粘りの強いやや柔らかめお米です。平成4年に山口県農業試験場徳佐寒冷地分場(現農林総合技術センター農業技術部本場)で、「祭り晴」と「ヤマヒカリ」を交配し育成した品種です。

 

あきろまん(広系13号)

 粒は小粒で、程よい粘りと適度な歯応えのある柔らか目の甘みのあるお米です。昭和59年に広島県県立農業技術センターで、「中生新千本」と「ミネアサヒ」を交配し育成した品種です。

 

アケボノ(東山62号)

 粒は大粒で粘りと硬さのバランスが良い程よい柔らかさと歯ごたえのお米です。昭和14年に農林水産省東海近畿農業試験場(現農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、「農林12号」とコシヒカリの祖先である国内で唯一の在来品種の「朝日」を交配し育成した品種です。

 

朝の光(愛知61号)

 昭和61年に愛知県農業総合試験場作物研究所で、「あ系103B(黄金晴)」と「愛知37号(青い空)と北陸103号のF1」を交配し育成した品種です。

 

旭(京都旭)

 明治41年に京都府乙訓郡向日町(現京都府向日市)の農家で栽培していた「日の出」の稲の中に、倒伏せず大粒の籾を付けた2穂の変異株を見つけ育て「朝日」と名付けた。明治44年に京都府立農事試験場で優良と認められたが、既に丹後地方で「朝日」の名の品種が栽培されていた事から「旭」という名前で呼ばれる事となり、また、地名から「京都旭」とも呼ばれます。

 

旭1号(京都旭1号)

 大正半ばから昭和半ばにかけて大粒米が好まれる関西で人気が高く、大阪の米相場を左右していたとまで言われたお米でしたが、昭和35年頃から作付けが大幅に減退し姿を消しました。昭和62年に熊本県が、肥後米として人気の高かった「旭1号」の復活を望む消費者からの声に応えて奨励品種として採用し、すし米や高級酒米、一般食用として復活しました。大正4年に京都府立農事試験場(現京都府農林水産技術センター農林センター)で、旭(京都旭)を純系淘汰し育成された品種です。

 

朝日(米)

 大粒で艶と適度な粘りがあるほどよい甘さの冷めても硬くなりにくい歯ごたえのあるお米です。明治41年に京都府向日市の農家が栽培していた「日ノ出」に特異な2穂を発見し育て「朝日」と名付けたが、既に同名品種が京都府内に存在していた為、明治44年に京都府農事試験場(現京都府農林水産技術センター農林センター)が「旭(京都旭)」と正式に命名した。その後、大正時代に岡山県農業試験場(現農林水産総合センター農業研究所)が旭の品種改良を行ったが、岡山県内では既に旭という品種が存在していた為に「朝日」という名称に決定しました。

 

あさひの夢(愛知93号)

 粒はやや大粒で粘りはやや少なくふっくらと柔らかく、冷めても美味しいお米です。昭和60年に愛知県県農業総合試験場作物研究所で、「あいちのかおり(愛知70号)」と「月の光(愛知65号)」を交配し育成した品種です。

 

亜細亜のかおり(北陸266号)

 米麺用の従来品種「越のかおり」と同程度の米麺に適した高アミロースのお米です。平成20年に農研機構中央農業研究センター北陸研究センターで、高アミロース米の「北陸207号(越のかおり)」と「関東239号(やまだわら)」を交配し育成した品種です。

 

味こだま(新潟30号)

 昭和52年に新潟農業試験場(現新潟県農業総合研究所)で、「新潟14号」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

イクヒカリ(越南176号)

 炊き上がりはふっくらとしもっちりとした食感で、冷めても粘りの強いお米です。平成16年に福井県農業試験場で「越南148号」と「どんとこい(北陸148号)」を交配し育成した品種です。

 

いくよちゃん(ささ結)(東北194号)

炊き上がりの香りと艶が良い、粘りは少なく軟らかいあっさりしたお米です。平成13年に宮城県古川農業試験場で「ひとめぼれ」と「ササニシキ」を交配し育成した品種「東北194号」です。栗原市は愛称を「いくよ(194)ちゃん」、大崎市は愛称を「ささ結(むすび)」としています。

 

いただき(北陸179号)

 コシヒカリ並の良い食味のお米です。昭和59年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター)で、「収4695」と「収4885(どんとこい)」を交配し育成した品種です。

 

一番星(ひたち29号)

 粘り少ない口当たりの良い大粒で優しい甘みのあるお米です。平成11年に茨城県農業総合センターで「愛知101号」と「ふさおとめ」を交配し育成した品種です。

 

いちほまれ(越南291号)

 白さと艶があり粒感と粘りと優しい甘さがあるお米です。平成23年に福井県農業試験場で「イクヒカリ」と「てんこもり」を交配し育成したコシヒカリの後継品種として開発された品種です。

 

いなほっこり(中国209号)

 さっぱりとした冷めても美味しいお米です。2005年に農研機構近畿中国四国農業研究センター(現西日本農業研究センター)で、「中系2826」と「中国186号」を交配し育成した品種です。

 

いのちの壱

 大粒でもっちりとした粘りのある香りと甘みの強いお米です。平成12年に下呂市の小さなコシヒカリの棚田で発見された、巨大な籾の十数本の穂から育てられた「コシヒカリ」の大粒突然変異株です。

 

 昭和4年に京都府立農事研究場丹後分場(現京都府農林水産技術センター丹後農業研究所)で、「早生山田穂」を系統分離した在来種「野条穂」の純系選抜試験が行われ、昭和6年に選抜した有望株を「祝」とした品種です。

 

いわた3号(さえり)

 昭和63年に日本たばこ産業株式会社遺伝育種研究所で、「あきたこまち」と「葵の風」を交配し育成した民間品種です。

 

いわた13号(ななほ)
 平成4年に日本たばこ産業株式会社遺伝育種研究所で、「いわた3号」と「ひとめぼれ」を交配し育成した民間品種です。

 

いわてっこ(岩南16号)

 さらっとした粘りと甘みがある冷めても美味しいお米です。平成3年に岩手県立農業試験場県南分場(現岩手県立農業研究センター銘柄米開発研究センター)平成3年で、「東北143号(こころまち)」と「ひとめぼれ」を交配し育成した品種です。

 

うこん錦(若葉7号)

 昭和19年に愛知県農事試験場で、「農林22号(近畿34号)」と「秀峰」を交配し育成した品種です。

 

越佳香(新潟香51号)

 「はぎのかおり」に由来する、ポップコーンや枝豆のような香りをもち、一般的な白米に数パーセント程度を混合して利用するタイプの香りうるち米。平成元年に新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター)で、「トドロキワセ」に「東北144号(はぎのかおり)」を交配し育成した品種です。

 

越南154号

 粘りがありコシヒカリ譲りの味わいの良食味のお米です。昭和59年福井県農業試験場で、「中部46号/越南133号」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

越のかおり(北陸207号)

 食味は、粘りがなく著しく硬い製麺用の高アミロース米です。平成17年に農研機構北陸農業試験場(現中央農業総合研究センター北陸研究センター)で、「キヌヒカリ」にインド原産の在来種「Surjamukhi」の持つ高アミロース性を取り込んだ高アミロース品種です。

 

えみだわら(関東268号)

 粘りが弱く業務用や加工用適したお米です。農研機構次世代作物開発研究センターで、「和1289」と「イクヒカリと和1289(やまだわら)とのF1」を交配し育成した品種です。

 

えみのあき(奥羽407号)

 食味は「あきたこまち」や「ひとめぼれ」並に良いお米です。平成15年に農研機構東北農業研究センターで「奥羽382号 (萌えみのり) 」と「中部111号(みねはるか) 」を交配し育成した品種です。

 

笑みの絆(北陸225号)

 粘りが強すぎず滑らかでほぐれ易く酢によく馴染むなじむ寿司米に最適のあっさりした食感のお米です。平成14年に農研機構中央農業研究センター北陸研究センターで、「収6602」と「岐系120号」を交配し育成した品種です。

 

えみまる(上育471号)

 柔らかく粘りがある口当たりの良い品種です。北海道立上川農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)で、「上系06181」と「緑系072160」を交配し育成した品種です。

 

エルジーシー潤(放育3号)

 易消化性が50%〜60%と少なくなった低たんぱく米です。農業生物資源研究所放射線育種場(現農業生物資源研究所基盤研究領域放射線育種場)で、「エルジーシー1」にガンマ線を照射し米主要アレルゲン26kDaが欠失した突然変異体を交配し育成した品種です。

 

縁結び

 炊き上がりの艶が良く程よい粘りのある冷めても美味しいお米です。岐阜県多治見市の株式会社アグリトレードで、「ホシアオバ(中国146号)」と「夢ごこち(プロトプラスト)」を交配し育成した民間品種です。

 

おいでまい(香系8号)

 炊き上がりの艶が良くコシヒカリ並みの粘りのある食味の良いお米です。平成14年に香川県農業試験場で、「ほほえみ」と「あわみのり」を交配し育成した品種です。

 

近江錦

 明治31年に滋賀県農事試験場(現賀県農業総合センター農業試験場)で、場長が「善光寺」と「神力」を交配し育成した水稲で初となる人工交配品種です。

 

おおいた11(大分11号)

 炊き上がりの艶が良い「ヒノヒカリ」並みの良食味のお米です。平成2年に大分県農業技術センター水田利用部で、「ヒノヒカリ(南海102号)」と「葵の風(愛知78号)」を交配し育成した品種です。

 

大場(大場坊主)

 嘉永6年に加賀の国大場村(現石川県金沢市)の農家の「巾着」の田んぼで見つけた、粒が大きく数も多い「のぎ」という殻に針状の毛がない稲穂一穂から増やした品種です。当初「吉平坊主」と呼ばれていたが、後に地名をとって「大場坊主」または「大場」と呼ばれました。

 

おきにいり(奥羽346号)(水稲農林342号)

 コシヒカリやひとめぼれに近い良い食味のお米です。昭和59年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「奥羽313号」と「中部47号」を交配し育成した品種です。

 

おてんとそだち(南海166号)(水稲農林442号)

 粒がしっかりしたヒノヒカリと同等の食味のお米です。 平成12年に宮崎県総合農業試験場で、「北陸190号」と「南海149号」を交配し育成した品種です。

 

おとめごころ(岡山37号)

 秋田こまちより粘りの強いあきたこまち並みの良食味のお米です。平成7年に岡山県農業試験場(現岡山県農業総合センター農業試験場)で、「アキヒカリ(ふ系104号)」と「あきたこまち(秋田31号)」を交配し育成した品種です。

 

おぼろづき(北海292号)(水稲農林389号)

 仄かな甘みと独特の風味がある北海道産米の中でもアミロースが低い粘りの強いお米です。平成7年に北海道農業試験場(現農研機構北海道農業研究センター)で、きらら397の培養による突然変異「95晩37(北海287号)」と「空育150号(あきほ)」を交配し育成した品種です。

 

雄町(二本草)

 安政6年に備前国高島村大字雄町(現岡山市中区雄町)の篤農家が伯耆大山参拝の帰路で見つけた珍しい米の二穂を譲り受け持ち帰って栽培、慶応2年にこの新種に「二本草」と名付けた。その後、良い酒米があるとの噂が広まり、分けて欲しいという希望者が殺到し、岡山県南部をはじめ当地一帯で栽培されるようになった。米の名前もいつしか雄町の名をとり「雄町米」と呼ばれるようになりました。    

 

おまちかね(鳥系66号)

 炊き上がりの艶が良くコシヒカリに似て粘りが強く食味の良い冷めても美味しいお米です。昭和56年に鳥取県農業試験場で、「コシヒカリ」と「中国73号」を交配し育成した品種です。

 

おわら美人(富山32号)

 ふっくらした炊き上がりで甘みもある良い食味のお米です。昭和58年に富山県農業試験場(現富山県農業技術センター農業試験場)で、コシヒカリへのガンマ線照射による突然変異の「と系196」と「庄内32号(はなの舞)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

 

か行のお米

加賀ひかり(予128)

 昭和48年に 石川県農場試験場(現石川県農林総合研究センター農業試験場)で、「ふ系72号」と「R6-1(コシヒカリのガンマ線照射による突然変異)」を交配し育成した品種です。

 

かぐや姫

 優しい甘みのあっさりとした味わいの冷めても硬くなりにくいお米です。平成5年に宮城県で発見されたササニシキの突然変異で生まれた品種です。

 

かけはし(岩手34号)

 粒が大きく粘りが少ないあっさりとしたお米です。 昭和59年に岩手県立農業試験場(現岩手県農業研究センター) で、「庄内32号(はなの舞)」と「コチミノリ(ふ系126号)」を交配し育成した品種です。

 

風さやか(信交526号)

 コシヒカリより粘りは少ないが甘みと旨味ある冷めてもも硬くなりにくいお米です。平成12年に長野県農業試験場で「信交485号(ゆめしなの)」と「北陸178号」を交配し育成した品種です。

 

カミアカリ

 平成10年に静岡県藤枝市の有機農法による稲作専業農家農家のコシヒカリの田んぼで発見された突然変異種の巨大胚芽米品種です。

 

亀治

 明治3年に島根県安来市荒島町の農夫が研究用に作った試作用の水田で見つけた数本の理想的な稲の穂から選抜固定された品種です。地元農家の評判となり「亀治米」と呼ばれるようになり、半世紀以上に渡り島根県の主要米品種となり戦前戦中の食料不足を支えたお米です。

 

亀の尾

 明治26年に山形県の田んぼで篤農家が見つけた在来品種「惣兵衛早生」の中で冷害にも耐えて実っている3本の穂から育成した品種です。子孫品種として、陸羽132号、農林1号、コシヒカリ、ササニシキなど多数がある食味に優れるお米です。

 

かりの舞(南海127号)

 平成4年に宮崎県総合農業試験場作物部育種科で、「南海102号(ヒノヒカリ)」と「西海186号(ユメヒカリ)」を交配し育成した品種です。

 

華麗舞(北陸149号)(水稲農林415号)

 粘りは少なく香りもないコシヒカリ並に軟らかいカレー用調理米として作られたお米です。昭和54年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター)で、「ふ系104号(アキヒカリ)」とインド型品種(インディカ米)の「密陽23号」 を交配し育成した品種です。

 

歓喜の風(西海289号)

 ソフトな粘り感と強いうま味があるコシヒカリやヒノヒカリに近い食味のお米です。平成17年に農研機構九州沖縄農業研究センターで、「越南208号(あきさかり)」と「ふくいずみ(西海238号)」を交配し育成した品種です。

 

きたくりん(空育172号)

 程よい甘みとしっかりした粘りのある食味のお米です。平成11年に北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場で、 「渡育240号(ふっくりんこ)」と「ふ系187号/空育162号」を交配し育成した品種です。

 

キタヒカリ(北海230号)

 昭和40年に農林水産省北海道農業試験場(現農研機構北海道農業研究センター)で、「ユーカラ(北海182号)」と「しおかり(上育234号)」を交配し育成した品種です。

 

北瑞穂(北海315号)

 アミロース含有率が約30%と高く米の粘りが少ない米粉麺などの加工用途に適した北海道向けの高アミロース米です。平成15年に農研機構北海道農業研究センターで、「夢十色(北陸142号)/初雫(北海278号)」と「初雫(北海278号)」を交配し育成した品種です。

 

キヌヒカリ(北陸122号)(水稲農林290号)

 炊き上がりの色が良く適度な粘りがあるあっさりとした口当たりのお米です。昭和50年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター)で、「北陸96号(ナゴユタカ)」と「収2800/北陸100号」を交配し育成した品種です。

 

キヌヒカリサイタマSBL(埼沖1号)

 平成11年に埼玉県農林総合研究センター水田農業研究所で、「キヌヒカリ(北陸122号)/埼沖1号(彩のかがやき)」と「キヌヒカリ(北陸122号)F2///4*」を交配し育成したイネ縞葉枯病と穂いもち圃場抵抗性を持つ品種です。

 

きぬむすめ(西海232号)(水稲農林409号)

 白さと艶が良く食味はコシヒカリと同等か栽培地域によっては上回る美味しいお米です。平成3年に農林水産省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、 「愛知92号(祭り晴)」と「キヌヒカリ(北陸122号) 」を交配し育成した品種です。

 

吉備の華(岡山葯7号)

 炊き上がりの色が良く冷めても程よい粘りがあるお米です。昭和58年に岡山県立農業試験場で、「シズヒカリ(中国66号)」と「朝日(京都旭、旭)」を交配し育成した品種です。

 

京の輝き(収8203)

 大粒で酒造適性に優れる掛米用品種です。平成15年に農研機構中央農業総合研究センター北陸研究拠点で、「山形90号」と「収6602」を交配し育成した品種です。

 

キヨニシキ(奥羽268号)(水稲農林210号)

 粘りの少ないあっさりしたお米です。昭和35年に農林水産省東北農業試験場(現現農研機構東北農業研究センター)で、「奥羽239号」と「東北78号(ササニシキ)」を交配し育成した品種です。

 

きらら397(上育397号)

 炊き上がりの色が良く粘りもある噛むほどに甘みが広がるお米です。昭和56年に北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場で、「道北36号(キタアケ)」と「渡育214号(しまひかり)」を交配し育成した品種です。

 

きらり宮崎(宮崎33号)

 昭和63年に宮崎県総合農業試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「東北143号(ひとめぼれ)」を交配し育成した品種です。

 

きらりん(信交488号)

 粒が小さく粘りのある極早生のお米です。平成2年に長野県農事試験場で、「空育143号」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

金色の風(岩手118号)

 豊かな甘みと粘りがあるふわりとした食感のお米です。平成22年に岩手県農業研究センターで、「ひとめぼれ(東北143号)」と「Hit 1073(ひとめほれのESM処理による突然変異)」を交配し育成した品種です。

 

吟おうみ(滋系54号)

 大粒でやや柔らかい味が淡白で、タンパク質含有量が低く糖分が高い酒造用に向くお米です。昭和52年に滋賀県農業試験場で、「西海144号(ヤマチカラ)」と「西海146号」を交配し育成した品種です。

 

銀河のしずく(岩手107号)

 粒が大きく炊き上がりの色艶が良く程よい粘りと甘みがある冷めても美味しいお米です。平成18年に岩手県農業研究センターで、「北陸208号」と「奥羽400号」を交配し育成した品種です。

 

金南風(中生良作)

 昭和23年に愛知県農事試験場(現愛知県農業総合試験場)で、「愛知中生旭」と「良作」を交配し育成した品種です。

 

きんのめぐみ(奥羽411号)

 精米時に胚盤が残りやすく金芽米の加工に適してお米です。平成10年に農研機構東北農業研究センターと東洋ライス株式会社が共同で品種開発した「おきにいり(奥羽346号)」と「あそみのり(西海128号)/おきにいり(奥羽346号)」を交配し育成した品種です。

 

金光(キンピカ)

 平成11年に岐阜県安八町で、「中国のハイブリット米/アケノホシ」と「コシヒカリ(越南17号)」と更に「ハエヌキ(山形45号)」を交配し育成した民間品種です。

 

銀坊主

 明治40年に富山県婦負郡寒江村(現富山市)の農家の「愛国」の田んぼから見つかった稈が太く穂数の稲の種籾を近隣の農家に分け、農家から農家へと広まった品種です。

 

くまさんの輝き(熊本58号)

 炊き上がりの艶が良く粘りが強い冷めても美味しいお米です。平成12年に熊本県農業研究センター農産園芸研究所で、「中部98号」と「南海137号」を交配し育成した品種です。

 

くまさんの力(熊本A49号)

 炊き上がりの色艶が良い粒が少し大きめのさっぱりした食味のお米です。平成10年に熊本県農業研究センター農産園芸研究所で、「北陸174号」と「ヒノヒカリ(南海102号 )」を交配し育成した品種です。

 

元気つくし(ちくし64号)

 艶と粘りがあり一粒一粒がしっかりとした冷めても美味しいお米です。平成10年に福岡県農業総合試験場農産部で、「つくし早生(ちくし15号)」と「ちくし46号(つくしろまん)」を交配し育成した品種です。

 

げんきまる(東北189号)(水稲農林439号)

 粒がやや大きく粘りがややいお米です。平成12年に宮城県川農業試験場で、「まなむすめ(東北152号)」と「北陸188号」を交配し育成した品種です。

 

こいごころ(関東166号)(水稲農林331号)

 昭和61年に農林水産省農業研究センター(現農研機構中央農業研究センター)で、「コシヒカリ(越南17号)」と「関東141号」を交配し育成した品種です。

 

恋の予感(中国201号)

 炊き上がりの艶が良く粒がしっかりして弾力があるうまみ成分の高い冷めても美味しいお米です。平成14年に農研機構 近畿中国四国農業研究センター(現農研機構西日本農業研究センター)で、「中国178号」と「西海232号(きぬむすめ)」を交配し育成した品種です。

 

恋初めし(中国218号)

 やや大粒できぬむすめ並みの良食味の中食外食に育成したお米です。平成21年に農研機構西日本農業研究センターで、「中国201号(恋の予感)」と「あきだわら(関東222号)」を交配し育成した品種です。

 

コイヒメ(ふ系129号)

 昭和50年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「アキヒカリ」と「レイメイ」を交配し育成した品種です。

 

こいむすび(東北160号)

 昭和64年(平成元年)に宮城県古川農業試験場で、「東北143号(ひとめぼれ)」と「中部73号」を交配し育成した品種です。

 

こいもみじ(広系21号)

 粘りが強過ぎず程よい甘さがあるあっさりしっかりとした食感のお米です。昭和62年に広島県立農業技術センターで、「ふ系141号」と「サチイズミ(中部43号)」を交配し育成した品種です。

 

幸風(32-6)

 昭和28年に愛知県農業試験場(現愛知県農業総合試験場)で「中穣2号」と「新山吹」を交配し育成した品種です。

 

黄金錦(若葉8号)

 昭和19年に愛知県農事試験場(現愛知県農業総合試験場)で、「農林22号(近畿34号)」と「秀峰」を交配し育成した品種です。

 

黄金晴(愛知40号)

 昭和42年に愛知県農事試験場(現愛知県農業総合試験場)で、「40-11(喜峰)」と「日本晴(GA-3)」を交配し育成した品種です。

 

コガネヒカリ(東北125号)(水稲農林266号)

 ササニシキ並の食味を持つ良食味のお米です。昭和49年に宮城県古川農業試験場で、「奥羽295号」と「愛知26号(初星)」を交配し育成した品種です。

 

コガネマサリ(南海59号)

 昭和51年に宮城県古川農業試験場で、「黄金錦」と「日本晴」を交配し育成した品種です。

 

こころまち(東北141号)(水稲農林321号)

 癖のないあっさりした食感のお米です。昭和57年に宮城県古川農業試験場で、「中部44号」と「東北131号」を交配し育成した品種です。

 

こしいぶき(新潟56号)

 炊き上がりの艶が良くコシヒカリ並の香りと粘りのあるお米です。昭和63年に新潟県農業総合研究所作物研究センターで、「山形35号(どまんなか)」と「東北143号(ひとめぼれ)」を交配し育成した品種です。

 

越路早生(生40)

 艶としっかりとした甘みと香りがあるお米です。新潟県農業試験場で「農林1号(北陸4号)」と「農林22号(近畿34号)」を交配し育成した品種です。

 

コシヒカリ(越南17号) (水稲農林100号)

 炊き上がりの色艶が良くふっくらもっちりとした粘り気と強い旨みのあるお米です。昭和20年に福井県立農事試験場で、「農林1号(北陸4号)」と「農林22号農林22号(近畿34号)」を交配し育成した品種です。

 

コシヒカリつくばSD1号

 粒が大きく粘りも強く甘みのあるコシヒカリの旨さを受け継ぐお米です。株式会社植物ゲノムセンターが「IR24/コシヒカリ」と「コシヒカリ」を連続戻し交配した後代からDNAマーカーにより選抜した民間品種です。

 

五百川

 やや小粒でさっぱりとした味わいの冷めても美味しいお米です。平成15年に福島県中通り地域の農家の水田で発見されたコシヒカリの突然変異種です。

 

ゴロピカリ(群馬7号)

 炊き上がりの艶が良く粘りともっちりとした食感のお米です。昭和60年に群馬県農業試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「月の光(愛知56号)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

さ行のお米

さいこううち

 コシヒカリと同程度の旨味のある冷めても美味しいお米です。平成16年に福島県中通り地域の農家の水田で発見されたコシヒカリの突然変異種です。

 

彩のかがやき(むさしの1号)

 小粒で炊き上がりが軟らかく粘りが強い仄かな甘さを感じるさっぱりしたお米です。平成4年に埼玉県農林総合研究センター(現埼玉県農業技術研究センター)で、「玉系88号(彩の夢)」と「愛知92号(祭り晴)」を交配し育成した品種です。

 

彩のきずな(むさしの21号)

 粒は大粒で炊き上がりの粘りが強く甘みや旨みもバランスが良いお米です。平成15年に埼玉県県農林総合研究センター水田農業研究所(現埼玉県農業技術研究センター)で、晩生の「愛知108号(ゆめまつり)」と中生の「埼445」を交配し育成した品種です。

 

彩のきらびやか(むさしの2号)

 平成4年に埼玉県農業試験場(現埼玉県農林総合研究センター)で、「玉系88号(彩の夢)」と「愛知92号(祭り晴)」を交配し育成した品種です。

 

彩のほほえみ(むさしの13号)

 炊き上がりの粘りが強く軟らかくモチモチとしたお米です。平成13年に埼玉県農林総合研究センター水田農業研究所(現埼玉県農業技術研究センター)で、「関東209号(さとじまん)」と「愛知108号(ゆめまつり)」を交配し育成した品種です。

 

彩のみのり(むさしの14号)

 朝の光〜キヌヒカリ並の良食味のお米です。平成13年に埼玉県農林総合研究センター水田農業研究所(現埼玉県農業技術研究センター)で、「むさしの1号(彩のかがやき)」と「愛知108号(ゆめまつり)」を交配し育成した品種です。

 

佐賀1号(佐賀1号)

 昭和64年(平成元年)に佐賀県農業試験研究センターで、「ニシホマレ/コシヒカリ*F2/コシヒカリ*F2」と「コシヒカリ」を交配し育成した品種です。

 

さがうらら(佐賀10号)

 昭和63年に佐賀県農業試験研究センターで、「南海102号(ヒノヒカリ)」と「南海107号」を交配し育成した品種です。

 

さがびより(佐賀37号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良いもっちりとした甘みと香りが良いお米です。平成10年に佐賀県農業試験研究センターで、「愛知100号(あいちのかおりSBL)」と「佐賀27号(天使の詩)」を交配し育成した品種です。

 

さきひかり(越南174号)(水稲農林394号)

 粘りの良いモチモチとした食感の冷めても美味しいお米です。昭和64年(平成元年)に福井県農業試験場で、「キヌヒカリ(北陸122号)」と「ヒノヒカリ(南海102号)」を交配し育成した品種です。

 

ササシグレ(東北54号)(水稲農林73号)

 粒が大きく炊き上がりの香りが良い淡白で柔らかいあっさりとした中にも甘みのある米本来の旨味を備えたお米です。旧食糧管理制度の下で単品での消費者への供給は無く食味があまり知られる事のなかったお米です。昭和15年に宮城県立農業試験場古川分場で、「東北24号」と「農林8号(近畿15号)」を交配し育成した品種です。

 

ササニシキ(東北78号)(水稲農林150号)

 粒は小さくアミロース含有量が多いため粘り気が少ない甘すぎずあっさりしたお寿司に向くお米です。昭和28年に宮城県立農業試験場古川分場で、「ササシグレ(東北54号) 」と「奥羽224号(ハツニシキ)」を交配し育成した品種です。

 

ささ結び(いくよちゃん)(東北194号)

 炊き上がりの色と艶が良く粒はふっくら粘りは控えめのあっさりとした冷めても固くなりにくいササニシキの特長を受け継ぐお寿司に向くお米です。平成13年に宮城県古川農業試験場で、「ひとめぼれ(東北143号)」と「ササニシキ(東北78号)」を交配し育成した品種です。栗原市は愛称を「いくよ(194)ちゃん」、大崎市は愛称を「ささ結(むすび)」としています。

 

サチイズミ(中部43号)

 昭和50年に愛知県農業総合試験場山間技術実験農場(現愛知県農業総合試験場山間農業研究所)で、「奥羽295号/系283(ホウレイ)」と「奥羽295号」を交配し育成した品種です。

 

さち未来(東北198号)

 アミロース含有量が多く粘り気が少ないチャーハンやパエリア等に向く高アミロース米です。平成7年に宮城県古川農業試験場で、「Engatek(インディカ米)//東北152号(まなむすめ)」と「まなむすめ(東北152号)*2///東北152号(まなむすめ)」を交配し育成した品種です。

 

さとじまん(関東209号)

 大粒で粘りのあるもっちりとした食感のお米です。平成6年に農林水産省農業研究センター(現農研機構次世代作物開発研究センター)で、「越南154号」と「関東175号」を交配し育成した品種です。

 

里のうた(山形54号)

 昭和63年に山形県農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)で、「東北143号(ひとめぼれ)」と「庄389」を交配し育成した品種です。

 

里山のつぶ(福島30号)

 粒が大きく張りも良い適度な粘りと旨味があるあっさりとした味わいのお米です。平成15年に福島県農業総合センターで「福島14号」と「新潟71号(ゆきん子舞)」を交配し育成した品種です。

 

サリークイーン(「関東154号)(水稲農林308号)

 粒が大きく炊き上がりは軟らかく粘りが少ないカレーライスやピラフに向く独特な甘い香りのあるお米です。昭和54年に農林水産省農業研究センター(現農研機構中央農業研究センター)で、パキスタンの長粒香り米品種「Basmati370(インド型良質香米品種)」と「日本晴(GA-3)」を交配し育成した品種です。

 

さわかおり(高育香37号)

 炊き上がりにポップコーンのような芳ばしい香りがする一般のお米にまぜて炊くお米です。昭和62年に高知県農業技術センターで、「ヒエリ」と「黄金晴(愛知40号)」を交配し育成した品種です。

 

さわのはな(び系41号)

 コシヒカリとほぼ同じにしっかりとした味わいがある食味の良いお米です。ごく一部の生産者でのみ栽培されている市場に出回らない幻のお米です。昭和24年に山形県立農業試験場尾花沢試験地(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、「abc」と「農林8号(近畿15号)」を交配し育成した品種です。

 

さわぴかり(群馬14号)

 炊き上がりが軟らかで粘りが強く甘みがある冷めても硬くならない玄米食向きのお米です。昭和64年(平成元年)に群馬県農業試験場で、「朝の光(愛知61号)」と「探系2018」を交配し育成した品種です。

 

春陽(北陸183号)(水稲農林374号)

 一般銘柄米に比べ粘りや甘みに欠けるが、特殊米としては良好な食味のお米です。平成3年に農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センターで、「北陸153号」と「NM67×NM(1-3)(エルジーシー1)」を交配し極多収の低グルテリン米として育成した品種です。

 

白雪姫(岐系88号)

 炊き上がりの艶が良く味も良いお米です。昭和63年に岐阜県農業総合研究センター(現岐阜県農業技術センター)で、「星の光(愛知44号)」と「中部52号」を交配し育成した品種です。

 

シルキーパール(奥羽354号)

 アミロース米特有の強い粘りがある冷めても柔らかく美味しいお米です。昭和64年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「ふ系143号(ヤマウタ)」と「探系2019(水稲中間母本農14号)」を交配し育成した品種です。

 

新生夢ごこち

 コシヒカリよりアミロース含有が低く強い粘りと柔らかさがある冷めても美味しいお米です。平成6年に株式会社植物工学研究所で、「葵の風(愛知78号)」と「夢ごこち(コシヒカリのプロトプラスト)」を交配し育成した品種です。

 

新之助(新潟103号)

 大粒で炊き上がりの艶が良くふっくらとした少し硬めでありながら粘りが強いコクと甘味があるお米です。平成20年に新潟県農業総合研究所で、「新潟75号」と「北陸190号」を交配し育成した品種です。

 

神力

 明治10年に兵庫県揖保郡御津町中島村(現兵庫県たつの市御津町中島)の農家の田んぼで見つけた穂の重い稲のから育成された品種で、当初「器量好(きりょうよし)」と名づけられた、後に「神力」と改名され西日本を中心に普及したお米です。

 

青天の霹靂(青系187号)

 炊き上がりの艶が良くつまみと甘みのあるやや硬めのお米です。平成18年に青森県農林総合研究センター水稲育種部で、「夢の舞(北陸202号)/青系157号*F1」と「青系158号」を交配し育成した品種です。

 

関取

 小粒でアミロースが多い粘り気が少ないお米です。弘化5年(嘉永元年)に伊勢の中国菰野村(現三重県三重郡菰野町)の篤農家が作っていた「千本」の中から選抜育成された品種で、当初関取の名をとって「雲龍米」と名づけられたが、雲龍が負ける事が多くなり「関取米」と名を改められました。「霜不知」「晩遠州」「大塚千本」「茶坊主」とも呼ばれました。

 

せとのにじ(山口6号)

 平成6年に山口県農林総合技術センターで、「祭り晴(愛知92号)」と「ヒノヒカリ(南海102号)」を交配し育成した品種です。

 

千秋楽(本29)

 粒が大きく硬めの昭和30年代に主食用として食べられていたお米で、現在は一部地域でで醸造用として使われています。 「農林36号(関東43号)」と「関東53号」を交配し育成した品種です。

 

そらゆき(空育180号)

 粘りは強くなく適度な硬さであっさりとした噛めば噛むほど甘みが広がるお米です。平成18年に北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場で「大地の星(上育438号)」と「上育455号」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

た行のお米

大地の風(愛知96号)

 粒が大きく程よい粘りとあっさりとした甘みがあるお米です。昭和61年に愛知県農業総合試験場作物研究所育種研究室で、「あ系426(あかね空)」と「育D759(愛知80号)」を交配し育成した品種です。

 

大地の星(上育438号)(水稲農林391号)

 粒が大きく粘りが少なくしっかりした歯応えのあるチャーハンやリゾットに向くお米です。平成6年に北海道立上川農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)で、「上育418号(ほしのゆめ)」と「空育151号」を交配し育成した品種です。

 

たかたのゆめ

 炊き上がりの艶が良くすっきりとした甘味ともっちりとした粘り気のあるお米です。JT(日本たばこ産業株式会社)が「ひとめぼれ(東北143号)」と「いわた3号」を交配育成し保有していた品種「いわた13号」を東日本大震災で壊滅的被害を受けた陸前高田市に提供し種籾から育てられた民間品種です。

 

たかねみのり(秋田32号)

 昭和59年に秋田県農業試験場で、「ヨネシロ「ふ系51号)」と「アキニシキ(北陸90号)」を交配し育成した品種です。

 

竹成

 明治時代に太平洋側の代表的な稲の品種となったお米です。明治7年に三重県三重郡国菰野村(現三重県三重郡菰野町)の農家で作っていた「千本選」の中に1穂に300粒の籾殻が付いた短稈の珍しい変種を発見した育成した品種です。当初は「倒十」と命名したが、後に竹成村の里正職が名称を改称して「竹成」と命名しました。「倒十(こけじゅう)」とも呼ばれました。

 

たちはるか(西海271号)

 外食や中食の業務用米として育成したお米で、やや大粒でタンパク質含量が低く酒造原料にも利用されています。平成24年に農研機構九州沖縄農業研究センターで「中部11号(みねはるか)」と「西海飼253号(タチアオバ)」を交配し育成した品種です。

 

だて正夢(東北210号)

 炊き上がりがふっくらとし粘りが強くもっちりとした食感で噛むほどに旨味と甘味が出てくるお米です。平成13年に宮城県古川農業試験場で、「東1126」と「東北189号(げんきまる)」を交配し育成した品種です。

 

たんぼの夢(佐賀29号)

 炊き上がりの艶が良く粘りがあり優しい甘みを感じる冷めても美味しいお米です。平成4年に佐賀県農林水産部農業試験研究センターで、「奥羽346号(おきにいり)」と「佐賀5号」を交配し育成した品種です。

 

ちゅらひかり(奥羽366号)(水稲農林390号)

 粒が小さめで炊き上がりの香りが良い粘りのあるお米です。昭和64年に農林省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「奥羽338号」と「東北143号(ひとめぼれ)」を交配し育成した品種です。

 

チヨニシキ(中部41号)

 大粒で粘りが少ないさっぱりとしたお米です。昭和48年に愛知県農業総合試験場山間技術実験農場で、「トヨニシキ(奥羽269号)」と「愛知26号(初星)」を交配し育成した品種です。

 

つがるロマン(青系115号)

 炊き上がりはふっくらとし程良い粘りと甘味があるあっさりとした味わいのお米です。昭和60年に青森県農業試験場(現青森県産業技術センター農林総合研究所)で、「あきたこまち(秋田31号)」と「ふ系141号」を交配し育成した品種です。

 

つきあかり(北陸255号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良い良食味のコシヒカリより高く評価されているお米です。平成17年に中央農業総合研究センター北陸研究センター(現 農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、「北陸208号」と「北陸200号(みずほの輝き)/かばしこ(ジーンバンクJP10698)F1」を交配し育成した品種です。

 

つきことか(中国飼220号)

 平成17年に農研機構近畿中国四国農業研究センター(現農研機構西日本農業研究センター)で、イネ発酵粗飼料(WCS1)用として「中国飼189号」と「05多予II-15」を交配し育成した品種です。

 

月の光(愛知56号)

 昭和51年に愛知県農業総合試験場作物研究所で、「北陸103号/愛知37号(青い空)」と「あ系103B(黄金晴)」を交配し育成した品種です。

 

ツクシホマレ(南海91号)(水稲農林283号)

 昭和49年に宮崎県総合農業試験場で、「宮系291-5」と「南海61号(シンレイ)」を交配し育成した品種です。

 

つくしろまん(ちくし46号)

 炊き上がりの艶が良く強い粘りと柔らかさを持つコシヒカリやヒノヒカリに優るお米です。平成4年に福岡県農業総合試験場で、「中部88号」と「ちくし6号(夢つくし)」を交配し育成した品種です。

 

つくばSD2号

 粘りが強く冷めても美味しい低アミロースのお米です。住友化学が半糯形質を保有する「ミルキークイーン」と短稈コシヒカリを交配し育成した中食外食向けの民間品種です。

 

粒すけ

 粒が大きく炊き上がりの艶が良い程良い粘りのあるお米です。千葉県農林総合研究センターで、「左系181」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。令和2年春から一般栽培が開始されます。

 

つぶぞろい(秋田97号)

 粒が大きくふっくらで粘りもあり噛むほどに甘みが増す柔らかい食感のお米です。平成10年に秋田県農業試験場で、「ちゅらひかり(奥羽366号)」と「めんこいな(秋田59号)」を交配し育成した品種です。

 

つぶゆき(青系147号)

 粒が丸く小さい粘りが少ないやや硬めのピラフやチャーハンに向くお米です。平成4年に青森県農林総合研究センター水稲育種部(現青森県産業技術センター農林総合研究所)で、「青系114号」と「コシヒカリ/H91-33」を交配し育成した品種です。

 

つやおとめ(ちくし43号)

 やや小粒硬めで適度な粘りと甘みがあるさっぱりとした食感のお米です。平成3年に福岡県農業総合試験場で、「ヒノヒカリ(南海102号)」と「葵の風(愛知78号)」を交配し育成した品種です。

 

つや姫(山形97号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く適度な粘りと甘みがある冷めても美味しいお米です。平成10年に山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、「東北164号」と「山形70号」を交配し育成した品種です。

 

出羽きらり(山形100号)

 山形県オリジナル醸造用掛米として開発されましたが、酒用にも食用にもできる多用途米です。平成11年に山形県農業総合研究センター水田農業試験場で、「奥羽366号(ちゅらひかり)」と「山形75号」を交配し育成した品種です。

 

でわひかり(秋田51号)

 昭和57年に秋田県農業試験場で「奥羽302号」と「庄内32号(はなの舞い)」を交配し育成した品種です。

 

てんこもり(富山67号)

 炊き上がりの艶が良くもっちりとした粘りと甘みがあるお米です。平成8年度に富山県農業技術センター(現富山県農林水産総合技術センター農業園芸畜産研究所)で、「と系1000」と「富山36号(来夢36)」を交配し育成した品種です。

 

天使の詩(佐賀27号)

 炊き上がりの艶が良く冷めても粘りと甘みのあるお米です。平成5年に佐賀県農業試験研究センターで、「関東165号」と「西海201号」を交配し育成した品種です。

 

てんたかく(富山57号)

 粒が大きく炊き上がりはふっくらとし程よい粘りと甘みがあるお米です。平成4年に富山県農業技術センター(現富山県農林水産総合技術センター農業園芸畜産研究所)で、「東北143号(ひとめぼれ)」と「越南146号(ハナエチゼン)」を交配し育成した品種です。

 

天のつぶ(福島9号)

 炊き上がりの艶と香りが良く粘りもあるコシヒカリやひとめぼれと同等に食味の良いお米です。平成7年に福島県農業総合研究センターで、「奥羽357号」と「越南159号」を交配し育成した品種です。

 

天竜乙女(伊那28号)

 適度な粘りと甘味があるさっぱりとしたお米です。平成6年に長野県南信農業試験場で、「愛知92号(祭り晴)」と「いなひかり(中部68号)」を交配し育成した品種です。

 

東北194号(いくよちゃん)(ささ結)

 炊き上がりの艶が良く粘りが少なく柔らかいササニシキに近いあっさりした食味のお米です。平成13年に宮城県古川農業試験場で、「ひとめぼれ(東北143号)」と「ササニシキ(東北78号)」を交配し育成した品種です。栗原市は愛称を「いくよ(194)ちゃん」、大崎市は愛称を「ささ結(むすび)」としています。

 

とがおとめ(富山54号)

 炊き上がりの艶が良い両食味のお米です。平成3年に富山県農業技術センター農業試験場で、「越南146号(ハナエチゼン)」と「東北143号(ひとめぼれ)」を交配し育成した品種です。

 

徳島晩稲1号

 粒が大きくふっくらとした甘みが強く香りが良いお米です。栽培の難しさなどから生産者は一部に限られる徳島の幻のお米です。徳島県農事試験場で、大正11年に農商務省農試九州支場(現九州沖縄農業研究センター)で育成した九州八号を比較試験し、大正13年に改稱した品種です。

 

徳ばん

 大粒で香りや味に独特の風味がある江戸時代のお米の流れを受継ぐ徳島県の伝統米です。

 

とさぴか(高育55号)

 平成3年に高知県農事試験場(現高知県農業技術センター)で、「「H3A370」と「高育27号」を交配し育成した品種です。

 

とちぎの星(栃木19号)

 大粒で粒がしっかりとして甘みのある冷めても美味しいお米です。2002年に栃木県農業試験場で、「栃木7号(なすひかり)」と「栃木11号」を交配し育成した品種です。

 

トドロキワセ(北陸76号)(水稲農林190号)

 大粒であっさりとした風味を持ちながらも程よい粘りがあるお米です。昭和28年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、「ホウネンワセ(越南14号)」と「収921」を交配し育成した品種です。

 

とねのめぐみ

 粘りが強くモチモチとした冷めても美味しいお米です。平成9年に日本モンサント研究農場で「コシヒカリ(越南17号)」と「どんとこい(北陸148号)」を交配し育成した民間品種です。 

 

どまんなか(山形35号)

 粒は大きめであっさりとしたソフトな食感の冷めても硬くなりにくいお米です。昭和56年に山形農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター 農業生産技術試験場庄内支場)で、「庄内29号」と「中部42号(イブキワセ)」を交配し育成した品種です。 公募により「どまんなか」と命名されました。

 

ともひかり(空育111号)

 昭和49年に北海道立中央農業試験場(現北海道立総合研究機構中央農業試験場)で、「空育99号」と「北海230号(キタヒカリ)/巴まさり(渡育120号)」を交配し育成した品種です。

 

トヨニシキ(奥羽269号)(水稲農林199号)

 昭和35年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「奥羽239号」と「東北78号(ササニシキ)」を交配し育成した品種です。

 

とよめき(関東260号)

 粘りすぎない中食味の外食中食用に開発されたお米です。平成18年に農研機構次世代作物開発研究センターで、「イクヒカリ」と「和1289(やまだわら)」を交配し育成した品種です。

 

十和錦

 炊き上がりの香りが良く粘りと仄かな甘さがある良食味の香り米です。昭和30年代前半に高知県四万十川中流域の十和村の農家が栽培していた黄金錦の中で背丈の高い稲穂が多く付いたものから籾種を増やし育成した品種です。

 

どんとこい(北陸148号)(水稲農林336号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く甘みもあるコシヒカリより少し柔らかめの冷めても美味しいお米です。昭和58年に農林水産省北陸農業試験場(現農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、「北陸120号」と「北陸122号(キヌヒカリ)」を交配し育成した品種です。

 

どんぴしゃり(岩手68号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く適度な粘りと程よい甘みのあるさっぱりした食感のお米です。平成17年に岩手県農業研究センターで、「ふ系179号」と「岩南7号」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

な行のお米

中生新千本2号(中生新千本)

 やや大粒で炊き上がりの粘り甘味共に少なくあっさりとしたお米です。一般の食用だけでなく日本酒の原料にも用いられています。愛知県農事試験場(現愛知県農業総合試験場)で「隼」と「農林22号(近畿34号)」を交配し育成した品種です。

 

和みリゾット(北陸253号)

 大粒でリゾット用のお米です。平成19年に農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター(現農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点)で、イタリア原産品種「CARNAROLI(カルナローリ)」と「北陸204号」を交配し育成した品種です。

 

なごりゆき(新潟46号)

 香りと粘りのバランスが良いお米です。平成9年に新潟県農業総合研究所作物研究センターで、「新潟19号」と「庄内32号(はなの舞)」を交配し育成した品種です。

 

なすひかり(栃木7号)

 粒が大きく色艶の良いふっくらとした爽やかな甘さのある冷めても美味しいお米です。平成2年に栃木県農業試験場で、「愛知87号」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

なつきらり(愛知123号)

 2020年秋から売り出される愛知県がコシヒカリを改良した新品種のお米です。平成25年に愛知県農業総合試験場で、「TS-3」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配しその後3回戻し交配したBC3後代から選抜育成した品種です。

 

なつしずか(静系78号)

 粘りの少ないあっさりと甘みのあるお米です。昭和63年に静岡県農業試験場(静岡県農林技術研究所)で、「関東136号」と「コシヒカリF1」を交配し育成した品種です。

 

なつのたより(西南89号)

 昭和55年に鹿児島県農業試験場(現鹿児島県農業開発総合センター)で、「奥羽309号」と「ふ系125号」を交配し育成した品種です。

 

夏の笑み(宮崎45号)

 粒は小さめでコシヒカリに近い粘りと甘みがあるお米です。平成13年に宮崎県総合農業試験場で、「南海128号」と「西南115号」を交配し育成した品種です。

 

ナツヒカリ(西南69号)(水稲農林272号)

 粒はやや大きく程よい粘りのあるあっさりとしたお米です。昭和47年に鹿児島県農業試験場(現鹿児島県農業開発総合センター)で、「西南45号」と「か系639(カツラワセ)」を交配し育成した品種です。

 

なつほのか(西南136号)

 炊き上がりの艶が良く程よい粘りとほのかな香りと甘みがある強く冷めても美味しいお米です。平成21年に鹿児島県農業開発総合センターで、「西海250号(にこまる)」と「西南115号」を交配し育成した品種です。

 

ななつぼし(空育163号)

 艶と程良い粘りと甘みのある冷めても美味しいお米です。平成5年に北海道立中央農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場)で「あきほ(空育150号)」と「ひとめぼれ(東北143号)/空系90242A F1」を交配し育成した品種です。

 

南国そだち(高育68号)

 粒が大きく炊き上がりがふっくらと粘りがあり香りの良いあっさりしたお米です。平成10年に高知県農業技術センターで、「高系265」と「高育30号」を交配し育成した品種です。
にこまる(西海250号)(水稲農林411号) 艶が良く粘りが強くヒノヒカリと同等以上のヒノヒカリに代わりうる品種として開発されたお米です。成8年に九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、「北陸174号」と「は系626(きぬむすめ)」を交配し育成した品種です。

 

ニシホマレ(南海65号)

 昭和54年に農林水産省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、「中国45号」と「南海43号」を交配し育成した品種です。

 

日本晴(GA-3)

 粒は小さく粘りは弱いが程よい硬さで甘みのあるあっさりとしたお米です。昭和後期の日本で最も多く栽培されたお米です。昭和38年に愛知県総合農業試験場で、「ヤマビコ(東海7号)」と「幸風(中新110号)」を交配し育成した品種です。

 

ミネアサヒ(中部17号)(水稲農林260号)

 炊き上がりの艶が良く粘りと旨味のあるコシヒカリに似た食味の生産量が少なく市場に出回る数も限られているお米です。昭和41年に愛知県農業総合試験場山間技術実験農場(現愛知県農業総合試験場山間農業研究所)で「40-11(喜峰)」と「関東79号(コシヒカリのガンマ線照射による突然変異)」を交配し育成した品種です。

 

農林1号(北陸4号)(水稲農林1号)

 第二次世界大戦直後の食糧危機を救い後にササニシキやコシヒカリなど有名な銘柄を生み出したお米です。大正11年に新潟県農事試験場上越試験地(現新潟県農業総合研究所)で、「陸羽132号」と「森多早生」を交配し育成した品種です。初めて農林登録された稲品種です。

 

農林21号(北陸23号)(水稲農林21号)

 良食味と評されながらも栽培が難しく第二次世界大戦後次第に姿を消したお米です。昭和6年に新潟県農事試験場上越試験地(現新潟県農業総合研究所)で、「農林1号(北陸4号)」と「京旭」を交配し育成した品種です。

 

農林22号(近畿34号)(水稲農林22号)

 さっぱりした食感で噛めば噛むほど甘みが出るお米で、コシヒカリの母親です。昭和10年に兵庫県立農事試験場(現県立農林水産技術総合センター北部農業技術センター)で、「近畿9号(農林6号)」と「近畿15号(農林8号)」を交配し育成した品種です。

 

農林48号(東山53号)(水稲農林48号)

 粘りと甘みがあるお米の匂いを強く感じれるお米です。昭和13年に愛知県安城農業改良実験所(現愛知県農業総合試験場作物研究部水田利用グループ)で、「奥羽132号」と「農林8号(近畿15号)」を交配し育成した品種です。

 

能登ひかり(石川8号)

 炊き上がりの艶と香りが良い少し固めのあっさりとしたお米です。昭和60年に石川県農業総合試験場(現石川県農林総合研究センター農業試験場)で、「越路早生(生40)」と「フクヒカリ(越南96号)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

は行のお米

ハイブリッドとうごう3号

 本田技研工業鰍ニ名古屋大学が共同開発した片親に分子マーカー育種法によって改良を施したコシヒカリを用いたハイブリッド(F1)の低アミロース系の民間品種です。

 

ハイブリッドとうごう4号

 本田技研工業鰍ニ名古屋大学が共同開発した片親に分子マーカー育種法によって改良を施したコシヒカリを用いたハイブリッド(F1)の低アミロース系の民間品種です。

 

はいほう

 胚芽部分が通常のお米の2〜4倍と大きく胚芽部分にクセが無い食べやすいお米です。群馬県農業技術センターが育成した品種です。

 

はえぬき(山形45号)

 粒がしっかりとして潰れにくく甘すぎずあっさりとして冷めても美味しいお米です。昭和57年に山形県農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、ササニシキの後継品種を目指し「庄内29号」と「秋田31号(あきたこまち)」を交配し育成した品種です。

 

はぎのかおり(東北144号)(水稲農林314号)

 香り米を品種改良して育成させた「みやかおり」をさらに品種改良した香り米です。昭和56年に宮城県古川農業試験場で、「東北125号(コガネヒカリ)」と「東北125号(コガネヒカリ)/古2986(みやかおり)」を交配し育成した品種です。

 

白宝

 とてももっちりした粘りと甘味がある胚芽部分が通常のお米の3倍ある巨大胚芽米です。

 

はたじるし(東北157号)

 昭和63年に宮城県古川農業試験場で、「東北142号」と「東北141号(こころまち)」を交配し育成した品種です。

 

葉月みのり(新潟83号)

 艶と粘りがありもっちりとした甘みのあるお米です。平成8年に新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター)で、「長1088(こしいぶき)」と「長1308(新潟54号)」を交配し育成した品種です。

 

ハツシモ(東山50号)(水稲農林54号)

 粒が大きくあまり粘らないあっさりとした歯ごたえのあるお米です。昭和10年に愛知県安城農業改良実験所(現愛知県農業総合試験場作物研究部水田利用グループ)で、「近畿15号(農林8号)」と「東山24号」を交配し育成した品種です。

 

ハツニシキ(奥羽224号)(水稲農林84号)

 昭和20年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「農林1号(北陸4号)」と「農林22号(近畿34号)」を交配し育成した品種です。

 

初星(愛知26号)

 昭和52年に愛知県農業総合試験場作物研究所で、「40-11(喜峰)」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

ハナエチゼン(越南146号)(水稲農林315号)

 炊き上がりの艶が良く粘りと香りは少なめで優しい甘みのあるお米です。昭和52年に福井県農業試験場で、「フクヒカリ(越南96号)」と「越南122号」を交配し育成した品種です。

 

花キラリ

 炊き上がりの艶が良く冷めてももちもちとしたあっさりとしたお米です。昭和63年に旧(株)植物工学研究所埼玉圃場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「PR3(日本晴のプロトプラスト培養突然変異系統)」を交配し育成した民間品種です。

 

はなさつま(鹿児島5号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く柔らかしっとりとした粘りのあるお米です。平成2年に鹿児島県農業試験場(現鹿児島県農業開発総合センター)で、「南海102号(ヒノヒカリ)」と「南海62号」を交配し育成した品種です。

 

はなさつま(鹿児島5号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良く柔らかしっとりとした粘りと香りのあるお米です。平成3年に鹿児島県農業試験場(現鹿児島県農業開発総合センター)で、「ヒノヒカリ」と「南海62号」を交配し育成した品種です。

 

はなの舞い(庄内32号)

 炊き上がりに仄かに香る粒がしっかりとした歯ごたえのあるやや硬めのお米です。昭和49年に山形県農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で、「コシヒカリ(越南17号)」と「北陸99号」を交配し育成した品種です。

 

華兵庫

 平成17年に兵庫県立農林水産技術総合センターで、「キヌヒカリ」と「兵系54号(はつごぜん)」を交配し育成した品種です。

 

はなぶさ(北海280号)

 昭和64年(平成元年)に北海道立農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部)で、「キタアケ」と「道北53号」交配し育成した低アミロース品種です。

 

はるみ

 粒が大きく柔らかで爽やかな甘さのあるお米です。平成7年にJA全農営農技術センターで、「キヌヒカリ(北陸122号)」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した民間品種です。

 

晴るる(山口1号)

 炊き上がりの艶が良く粘りの少ない少し硬めのあっさりとしたお米です。平成2年に山口県農業試験場(現山口県農林総合技術センター本部農業技術部山口県農業試験場)で、「コシヒカリ(越南17号)」と「ヤマホウシ(東海17号)」を交配し育成した品種です。

 

バンバンザイ(玉系94号)

 昭和62年に埼玉県農業試験場で、「玉系74号(ゆめみのり)」と「チヨニシキ」を交配し育成した品種です。

 

ぴかまる(西海270号)

 アミロースの含有率が低い粘りが強く軟らかいお米です。平成25年に農研機構九州沖縄農業研究センターで、「西海250号(にこまる)と「関東221号」を交配し育成した品種です。

 

ヒエリ

 粒が大きく炊き上がりが茶豆やポップコーンのような芳ばしい香りがする香り米の中でも一番香りの強いお米です。土佐国(現高知県)仁淀川河口にある宇佐町から高南台地で栽培されていた在来種から選抜して育成した品種です。

 

 

ヒカリ新世紀

 コシヒカリ並みの良食味のお米です。昭和60年に鳥取大学農学部で、「コシヒカリ(越南17号)」と「十石sd1/関東79号の早生短短稈F4」を交配しその後「コシヒカリ(越南17号)」に連続戻し交配し育成した民間品種です。

 

ヒカリッコ

 コシヒカリ並みの良食味のお米です。平成5年に高知大学農学部で、「レイメイ(ふ系70号)/コシヒカリ(越南17号)*F2」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した民間品種です。

 

ひとめぼれ(東北143号)(水稲農林313号)

 炊き上がりの艶が良くふっくらとして粘りが強く柔らかい冷めても美味しいお米です。昭和57年に宮城県古川農業試験場で、「初星(愛知26号)」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

ヒノヒカリ(南海102号)(水稲農林299号)

 粒は少し小さめで炊き上がりの艶が良く甘みのあるあっさりとしたお米です。昭和54年に宮崎県総合農業試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「愛知40号(黄金晴)」を交配し育成した品種です。

 

ひめの凜(媛育73号)

 粒が大きく炊き上がりの香りが良い噛み応えと甘みのあるお米です。平成14年に愛媛県農林水産研究所で、「西海245号」と「媛育56号」を交配し育成した品種です。

 

ひゃくまん穀(石川65号)

 粒が大きく粘りと甘みがある冷めても美味しいお米です。平成18年に石川県農林総合研究センターで、「北陸211号」と「能登ひかり(石川8号)」を交配し育成した品種です。

 

兵庫ゆめおとめ(兵系70号)

 キヌヒカリ並みの良食味のお米です。平成5年に兵庫県立中央農業技術センター農業試験場(現兵庫県立農林水産技術総合センター農業技術センター)で、「葵の風(愛知78号)」と「キヌヒカリ(北陸122号)」を交配し育成した品種です。

 

姫ごのみ(中国192号)

 もちもちとした食感の粘りがある柔らかい低アミロース米です。平成11年に農研機構近畿中国四国農業研究センター(現農研機構西日本農業研究センター)で、「中国169号」と低アミロース米の「ミルキークイーン(関東168号)」を交配し育成した品種です。

 

広島21号(こいもみじ)(広系21号)

 昭和62年に愛知県農業総合試験場山間技術実験農場(現愛知県農業総合試験場山間農業研究所)で、「ふ系141号」と「サチイズミ」を交配し育成した品種です。

 

びわみのり(滋系20号)

 昭和46年に滋賀県農業試験場(現滋賀県農業総合センター農業試験場)で、「ヤマビコ」と「秋晴×」を交配し育成した品種です。

 

ふくいずみ(西海238号)(水稲農林400号)

 ヒノヒカリ並みの良食味のお米です。平成4年に農研機構九州沖縄農業研究センターで、「北陸148号(どんとこい)」と「西海199号」を交配し育成した品種です。

 

フクニシキ(奥羽245号)(水稲農林152号)

 昭和30年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「ハツニシキ(奥羽224号)」と「54BC-68」を交配し育成した品種です。

 

ふくのいち

 粒が大きくもっちりとした粘りがある軟らかい甘みのあるお米です。平成20年に静岡県袋井市の農家で栽培していた「龍の瞳」の田んぼから発見された突然変異種です。

 

フクヒカリ(越南96号)(水稲農林243号 )

 粒がやや大きく粘りのあるコシヒカリ並みの良食味のお米です。昭和37年に福井県農業試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「奥羽245号(フクニシキ)」を交配し育成した品種です。

 

ふくひびき(奥羽331号)(水稲農林320号)

 昭和57年に農林水産省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「82Y5-31(奥羽316号)」と「コチヒビキ(関東107号)」を交配し育成した品種です。

 

ふくまる(ひたち34号)

 粒が大きく炊き上がりがふっくらとし噛み応えのあるあっさりとしたお米です。平成13年に茨城県農業総合センター農業研究所で、「ひたち20号」と「ふさおとめ(千葉6号)」を交配し育成した品種です。

 

ふくみらい(福島1号)

 炊き上がりの艶が良くやや粘りが少ないあっさりとした食感のお米です。平成3年に福島県農業試験場で、「チヨニシキ(中部41号)」と「中部82号」を交配し育成した品種です。

 

ふさおとめ(千葉6号)

 炊き上がりが艶が良くふっくらとし粘りが少ないあっさりとしたお米です。外食や中食向けの業務用米として多用されていいます。平成2年に千葉県農業試験場(千葉県農林総合研究センター)で、「ハナエチゼン(越南146号)」と「ひとめぼれ(東北143号)」を交配し育成した品種です。

 

ふさこがね(千葉28号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良いもっちりとした粘りがあるお米です。平成7年に千葉県農業試験場(千葉県農林総合研究センター)で、「千葉6号(ふさおとめ)」と「中部64号」を交配し育成した品種です。

 

ふっくりんこ(渡育240号)

 ふっくらと柔らかく適度な粘りと甘みのあるお米です。北海道立道南農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場)で、「ほしのゆめ(上育418号)」と「空系90242B」を交配し育成した品種です。

 

富富富(富山86号)

 炊き上がりがふっくらと艶がありもちもちと粘りがあり冷めても硬くなりにくいお米です。平成24年に富山県農業研究所(現農林水産総合技術センター農業研究所)で、「12−9367B(葉いもちほ場抵抗性 Pi21)」と「コシヒカリ富筑SDBL2号/コシヒカリ富山APQ1号(高温耐性 Apq1)のF1」を交配し育成した品種です。

 

プリンセスサリー(関東172号)

 炊き上がりにポップコーンの様な香りがあり、柔らかく粘りが少ないカレーライスやピラフに向くお米です。「関東150号」と「関東154号(サリークイーン)」を交配し育成した品種です。

 

ホウレイ(中部34号)(水稲農林264号)

 昭和45年に愛知県農業総合試験場山間技術実験農場で、「東海33号(アキツホ)」と「トドロキワセ(北陸76号)」を交配し育成した品種です。

 

北陸193号(水稲農林437号)

 平成4年に農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター(現農研機構央農業研究センター北陸研究拠点)で、「桂朝2号」と「上344」を交配し育成した品種です。

 

ホシアオバ(中国146号)

 昭和62年に中国農業試験場(現農研機構西日本農業研究センター)で、「北陸130号(オオチカラ)」と「多収系174(中国113号)」を交配し育成した品種です。

 

ほしじるし(関東238号)

 コシヒカリに似た食味の少し硬めのお米です。平成13年に農研機構作物研究所で、稲と麦の二毛作に適する水稲品種として「関東209号(さとじまん)」と「関東199号」を交配し育成した品種です。

 

星空舞(鳥系93号)

 炊き上がりの艶が良く適度な粘りと甘みのある粒感がしっかりしたお米です。平成11年に鳥取県農業試験場で、「鳥系IL1号(ゆめそらら)」と「東北IL3号)ササニシキBL1号)」を交配し育成した品種です。

 

ほしたろう(上育427号)(水稲農林368号)

 平成5年に北海道立上川農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)で、「空育150号(あきほ)」と「空育150号(あきほ)」を交配し育成した品種です。

 

星の光(愛知44号)

 平成23年に愛知県農業総合試験場作物研究所で、「コシヒカリ(越南17号)」と「あ系179(青い空)」を交配し育成した品種です。

 

ほしのゆめ(上育418号)(水稲農林340号)

 炊き上がりがふっくらとし程よい粘りの軟らかめのお米です。昭和63年に北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場で、「上育397号(きらら397)」と「あきたこまち(秋田31号)/道北48号のF1」を交配し育成した品種です。

 

ほしまる(上育445号)(水稲農林420号)

 程よい粘りのある甘みが強いお米です。平成9年に北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場で、「空育159号」と「上育428号」を交配し育成した品種です。

 

ホシユタカ(中国96号)(水稲農林286号)

 短粒米(ジャポニカ米)のもっちりした食味と香りと長粒米(インディカ米)の粘りが少ないパサパサ感を持つ中華やエスニック向きのお米です。昭和62年に農林水産省中国農業試験場(現農研機構西日本農業研究センター)で、「KC89」と「中国55号」を交配し育成した品種です。

 

ほっかりん(ふ系222号)(水稲農林440号)

 粘りが強く柔らかい冷めても硬くなりにくいお米です。平成12年に青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部(廃止)で、「北海287号」と「ふ系182号」を交配し育成した品種です。

 

ほほえみ(南海121号)(水稲農林338号)

 昭和58年に宮崎県総合農業試験場で、「ミネアサヒ(中部17号)」と「愛知52号」を交配し育成した品種です。

 

ほほほの穂(石川26号)

 粘りが少なくあっさりとした優しい甘みのあるお米です。昭和59年に石川県農業総合試験場(現石川県農林総合研究センター農業試験場)で、「あきたこまち(秋田31号)」と「能登ひかり(石川8号)」を交配し育成した品種です。

 

ほむすめ舞

 粒が大きく程良い粘りのあるあっさりした食感のお米です。平成16年に先端情報技術企画株式会社で、「ふくひびき(奥羽331号)」と「夢ごこち(コシヒカリのプロトプラスト)」を交配し育成した民間品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

ま行のお米

まいひかり(南海157号)(水稲農林414号)

 大粒でしっかりしたお米です。平成6年に宮崎県総合農業試験場で、「南海127号(かりの舞)」と「南海132号」を交配し育成した品種です。

 

まいひめ(ふ系159号)(水稲農林319号)

 昭和59年に青森県農業試験場藤坂支場(廃止)で、「ふ系130号」と「青系89号(むつほまれ)」を交配し育成した品種です。

 

まっしぐら(青系138号)

 少し粒が大き目で炊き上がりの粒がしっかりとした程良い粘りのある軟らかめのお米です。平成5年に青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部(廃止)で、「山形40号」と「奥羽341号」を交配し育成した品種です。

 

松山三井(近井7.1.5)

 粒が大きく粘りがやや弱くやや硬いお米で、酒造好適米ではありませんが酒造りに使われるお米です。昭和28年に愛媛県農業試験場(現愛媛県農林水産研究所)で、「大分三井120号」と「近畿25号」を交配し育成した品種です。

 

祭り晴(愛知92号)

 程良い粘りと甘みがあるあっさりとした食感のお米です。昭和59年に愛知県農業総合試験場で、「ミネアサヒ」と「愛知56号A(月の光」)」を交配し育成した品種です。

 

まなむすめ(東北152号)(水稲農林350号)

 粒が大きく張りがあり適度な粘りと甘みあるふっくらとした食感のお米です。昭和63年に宮城県古川農業試験場で、「東北143号(ひとめぼれ)」と「 チヨニシキ(中部41号)」を交配し育成した品種です。

 

まま徳

 粒が大きくしっかりした噛み心地のあるあっさりとした食感のあるお米で、昭和初期まで長く愛され続けた徳島県の伝統米です。

 

三重23号

 粒が大きく炊き上がりの艶が良くふっくらとしモチモチ感がありながらべたつきが少ないお米です。品質基準「農産物検査1等米格付、玄米タンパク含有量6.8%以下」に合格した米のみが「結びの神」として販売されています。平成12年に三重県農業研究所で、「関東196号」と「関東200号」を交配し育成した品種です。

 

みえのえみ(三重4号)

 炊き上がりの艶が良く甘みと粘りのあるお米です。平成2年に三重県農業技術センター(現三重県農業研究所)で、「東北143号(ひとめぼれ)」と「山形41号」を交配し育成した品種です。

 

みえのゆめ(三重6号)

 炊き上がりの艶が良く甘みと粘りのあるお米です。平成3年に三重県農業技術センター(現三重県農業研究所)で、「越南148号」と「祭り晴(愛知92号)」を交配し育成した品種です。

 

みずかがみ(滋賀73号)

 炊き上がりの艶が良く程良い粘りとまろやかな甘みのあるお米です。平成15年に滋賀県農業技術振興センターで、「滋賀64号」と「「大育1744(滋賀66号)」を交配し育成した品種です。

 

瑞穂黄金

 柔らかくモッチリ感のある栽培面積が少なくあまり流通していないお米です。平成5年に福島県河沼郡会津坂下町の農家の「ひとめぼれ」の田んぼで見つかった変異株から選抜して育成された品種です。

 

ミズホチカラ(西海203号)(水稲農林438号)

 短粒米(ジャポニカ米)と長粒米(インディカ米)を掛け合わせて作った米粉作りの為に開発されたお米です。昭和62年に農林省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、「86SH283長(台農67号と水原258号のF6)」と「奥羽326号」を交配し育成した品種です。

 

みずほの輝き(北陸200号)(水稲農林446号)

 粒が大きくふっくらとし噛み応えのあるコシヒカリ並みの良食味のお米です。平成8年に農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センターで、「中部98号」と「北陸174号」を交配し育成した品種です。

 

みつひかり

 昭和61年から三井化学アグロ株式会社で開発された日本では数少ない民間育種のF1品種です。「みつひかり」には「みつひかり2003」と「みつひかり2005」があります。

 

みつひかり2003

 艶と適度な粘りがありあっさりとした食感で業務用に向いたお米です。三井化学アグロ株式会社で、「稔性回復系統」と「雄性不稔系統(日本晴系)」の特性の異なる品種を交配した民間品種のハイブリッド品種(F1一代限り)です。

 

みつひかり2005

 艶があり粘りと甘みが強く冷めても美味しいお米です。 三井化学アグロ株式会社で、「稔性回復系統」と「雄性不稔系統(コシヒカリ系)」の特性の異なる品種を交配した民間品種のハイブリッド品種(F1一代限り)です。

 

みどり豊

 粒がやや大きめで艶と甘みがあるモチモチした食感の冷めても美味しいお米です。平成15年に福島県伊達市の農家で栽培していた「コシヒカリ」の田んぼから発見された長稈で熟期の遅い穂2本を4世代に渡って選抜した固定した突然変異種です。

 

ミナミヒカリ(南海75号)

 昭和61年に宮崎県総合農業試験場で、「宮特1」と「南海55号(ミナミニトキ)」を交配し育成した品種です。

 

みねはるか(中部111号)(水稲農林430号)

 粒が大きく甘みがあるしっかりとした噛み応えのお米です。平成8年に愛知県農業総合試験場山間農業研究所で、「(チヨニシキ(中部41号)/雲1425)F7」と「中部100号」を交配し育成した品種です。

 

峰ひびき(中部94号)

 昭和63年に愛知県農業総合試験場山間農業研究所で、「ミネアサヒ」と「サチイズミ」を交配し育成した品種です。

 

みのにしき

 粒が大きくしっかりした歯応えのあるお米です。昭和58年に岐阜県関市小瀬の農家が、「ニホンマサリ(関東98号)」と「ハツシモ(東山50号)」を交配し育成した民間品種です。

 

実りつくし(ちくし90号)

 癖の無いあっさりとした食味のお米です。平成18年に福岡県農林業総合試験場で、「ちくし64号(元気つくし)」と「西海250号(にこまる)」を交配し育成した品種です。

 

みのりの郷

 米穀卸売業の株式会社ミエライスと三重県農業研究所が共同研究し開発した中食・外食向けの品種です。平成17年に三重県農業研究所で「愛知109号」と「みえのゆめ(三重6号)」を交配し育成した品種です。

 

みのりの穂

 粒が大きく甘みあるお米です。平成16年に三重県農業研究所で、「北陸204号」と「みえのゆめ(三重6号)」交配し育成した品種です。

 

ミレニシキ(関東188号)(水稲農林366号)

 昭和64年(平成元年)に農林水産省農業研究センター(現農研機構次世代作物開発研究センター)で、「稲系517」と「ヒノヒカリ」を交配し育成した品種です。

 

むつかおり(青系85号)

 炊き上がりの香りが良いお米です。昭和56年に青森県農業試験場黒石本場(現青森県産業技術センター農林総合研究所水稲品種開発部)で、「ふ系104号」と「ムツニシキ」を交配し育成した品種です。

 

ムツニシキ(ふ系88号)(水稲農林218号)

 仄かな甘みのある粘りの少ないあっさり食感のお米です。青森県農業試験場藤坂支場(廃止)で、「JET/トワダ(ふ系36号)//フジミノリ(ふ系47号)」と「陸奥光(青系35号)」を交配し育成した品種です。昭和46年に青森県の推奨米として昭和47年から生産が始まり津軽地方で広く栽培されたお米でしたが、収量が少なく平成11年以降は「つがるロマン」の需要増大により生産が途絶え幻となってしまった品種です。平成27年に青森県黒石市が地域の若手農業グループと共に改めて栽培に挑戦し平成30年秋に復活しました。

 

むつほまれ(青系89号)

 粘りが弱く硬めの癖がない素朴であっさりしたお米です。昭和49年に青森県農業試験場藤坂支場(廃止)で、「藤329」と「トドロキワセ/ふ系104号(アキヒカリ)*F1」を交配し育成した品種です。

 

紫の君(青系紫153号)

 白米や餅米に混ぜて炊くとお米がほんのりときれいな紫色に染まり色を楽しんだり抗酸化成分を有効に摂取する為に玄米のまま白米に混ぜて炊いて食されるお米です。平成6年に青森県産業技術センター農林総合研究所で「ふ系176号」と「奥羽糯349号(朝紫)」を交配し育成した紫黒米品種です。

 

女神のほほえみ(豊橋1号)

 粒が大きく程良い甘みと粘りがある冷めても美味しいお米です。平成24年に愛知県豊橋市の農家が栽培していた龍の瞳の中から見つけた銀色に輝く神秘的なヒゲの生えた6本の稲穂から種もみを採り育成した品種です。

 

めんこいな(秋田59号)

 粒が大きく香りの良い粘りが少なく爽やかな食感のお米です。昭和63に秋田県農業試験場で、「秋田39号(あきた39)」と「ひとめぼれ(東北143号)」を交配し育成した品種です。

 

萌えみのり(奥羽382号)(水稲農林416号)

 炊き上がりの艶が良く甘みと粘りが少なめのあっさりとしたお米です。平成9年に農林省東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)で、「はえぬき(山形45号)」と「南海128号」を交配し育成した品種です。

 

森のくまさん(熊本2号)

 粒はやや細めで炊き上がりの艶が良い甘みとモチモチと粘りがあるお米です。熊本県農業研究センター農産園芸研究所で、「コシヒカリ(越南17号)」と「ヒノヒカリ(南海102号)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

や行のお米

ヤマウタ(ふ系143号)

 昭和54年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「アキヒカリ」と「び系108号」を交配し育成した品種です。

 

山形95号

 粒が大きくふっくらとし甘みがあるさっぱりとした歯ごたえのあるお米です。平成11年に山形県農業総合研究センター水田農業試験場で、「奥羽366号(ちゅらひかり)」と「山形59号」を交配し育成した品種です。

 

やまだわら(関東239号)

 粘りが強すぎず甘くふっくらとした粒離れの良いお米です。平成12年に農研機構作物研究所(現農研機構次世代作物開発研究センター)で、「関東192号」と「泉348」を交配し育成した品種です。

 

やまのしずく(東北177号)(水稲農林428号 )

 粘りがやや強い良食味のお米でする平成9年に宮城県古川農業試験場で、「こころまち(東北141号)」と「中部94号(峰ひびき)」を交配し育成した品種です。

 

ヤマヒカリ(越南114号)(水稲農林245号)

 あっさりした味わいの冷めても美味しいお米です。昭和39年に福井県農業試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「中国26号(サトミノリ)」を交配し育成した品種です。

 

ヤマビコ(東海7号)(水稲農林106号)

 大粒で当時としては良食味のお米です。昭和20年に農林水産省東海近畿農業試験場(現農研機構中央農業研究センター)で「農林22号(近畿34号)」と「中京旭(東海新旭2号)」を交配し育成した品種です。

 

ヤマホウシ(東海17号)

 昭和28年に農林水産省東海近畿農業試験場(現農研機構中央農業研究センター)で、「農林48号(東山53号)」と「若葉 」を交配し育成した品種です。

 

ゆうだい21(U21L)

 粘りがあり適度な甘みと硬さのお米です。平成2年に宇都宮大学農学部の農場の水稲ハイブリッド品種試験水田で見つかった極めて大きい稲穂の株の種籾から選抜育成された品種です。

 

雪化粧(山形22号)

 昭和52年に山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)で、「び系94号」と「奥羽301号」を交配し育成した品種です。

 

雪ごぜん(北海313号)

 炊き上がりの色が白くやや高アミロース低タンパクの業務用に向くお米です。農研機構北海道納期ぜょう研究センターで、「北海291号」と「札系97100(北海PL9)/北陸190号*F1」を交配し育成した品種です。

 

ゆきの精(新潟20号)

 粒はやや大きめで粘りはど強くなく香り食味ともにあっさりとしたお米です。昭和64年(平成元年)に新潟県農業試験場(新潟県農業総合研究所作物研究センター)で、「新潟8号」と「富交101号」を交配し育成した品種です。

 

ゆきのはな(ふ系198号)(水稲農林401号)

 粘りが非常に強く時間が経っても軟らかさや粘りが保たれるお米です。平成7年に青森県県農林総合研究センター藤坂稲作研究部(廃止)で、「かけはし(岩手34号)」と「ふ系180号(おしまこ180)」を交配し育成した品種です。

 

ゆきのめぐみ(北海299号)(水稲農林424号)

 胚芽が通常米の倍くらいあるGABAやビタミンEの含有量が多い胚芽米や発芽玄米としての食味に優れる栄養価の高いお米です。平成12年に北海道農業試験場(現農研機構北海道農業研究センター)で、「ゆきひかり」のガンマ線照射線による突然変異から育成された巨大胚系統です。

 

ゆきひかり(空育114号)

 粘りが少なく硬めのあっさりとしたお米です。昭和59年に北海道立中央農業試験場稲作部(現北海道立総合研究機構農業研究本部作物開発部)で、「空育99号」と「巴まさり(渡育120号)/北海230号(キタヒカリ)」を交配し育成した品種です。

 

ゆきまる(空育139号)

 昭和60年に北海道立中央農業試験場(現北海道立総合研究機構中央農業試験場)で、「空育125号」と「上育397号(きらら397)」 を交配し育成した低アミロース品種です。

 

雪若丸(山形112号)

 大粒で炊き上がりの色が良く適度な粘りとしっかりとした粒感があるお米です。平成15年に山形県農業総合研究センター水田農業試験場水稲部で、「山形90号」と「山形80号」を交配し育成した品種です。

 

ゆきん子舞(新潟71号)

 粒が大きく炊き上がりがふっくらとし粘り過ぎずあっさりした食味のお米です。昭和64年(平成元年)に新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター)で、「山形35号(どまんなか)」と「新潟20号(ゆきの精)」を交配し育成した品種です。

 

ゆみあずさ(奥羽424号)

 「あきたこまち」や「ひとめぼれ」と同等の良食味のお米です。平成20年に農研機構東北農業研究センターで、「羽系1293」と「奥羽400号」を交配し育成した品種です。

 

ゆめあかり(青系125号)

 平成2年に青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部(廃止)で、「青系110号」と「あきたこまち(秋田31号)」を交配し育成した品種です。

 

夢いっぱい

 炊き上がりの艶が良く程よい粘りと甘みのある柔らかめの食感のお米です。平成4年に株式会社植物工学研究所で、「夢かほり(月の光のプロトプラスト培養による突然変異)」と「夢ごこち(コシヒカリのプロトプラスト培養による突然変異)」を交配し育成した民間品種です。

 

ゆめおうみ(滋賀60号)

 艶と香りと粘りのバランスが良いコシヒカリよりしっかりした食感のお米です。昭和60年に滋賀県農業総合センター(現滋賀県農業技術振興センター)で、「滋系51号」と「越南135号」を交配し育成した品種です。

 

ゆめおばこ(秋田89号)

 粒が大きくしっかりした歯応えがあるさっぱりしたお米です。秋田県農業試験場で、「秋田58号」と「岩南8号」を交配し育成した品種です。

 

ゆめかなえ(千葉32号)

 食味に優れグルテリン等の消化しやすいタンパク質が少ないお米、低グルテリン米です。平成8年に千葉県農林総合研究センター育種研究所で、「ひとめぼれ(東北143号)」と「LGC-1(エルジーシー1)」を交配し育成した品種です。

 

ユメコガネ(ふ系167号)(水稲農林334号)

 昭和61年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「ハツコガネ(ふ系128号)」と「ゆきひかり(空育114号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめさやか(山形71号)

 平成4年山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)で、「奥羽341号」と「山形40号」を交配し育成した品種です。

 

夢しずく(佐賀18号)

 炊き上がりの艶が良くふっくらとした程良い粘りと甘みのあるお米です。平成12年に佐賀県農業試験場で、「ひとめぼれ(東北143号)」と「キヌヒカリ(北陸122号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめしなの(信交485号)

 ふっくらとしほんのりとした甘みと程よいもっちり食感の冷めても美味しいお米です。平成2年に長野県農業試験場で、「空育143号」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

夢つくし(ちくし6号)

 炊き上がりの艶と香りが良くモチモチとした粘りと程良い甘みのあるお米です。昭和63年に福岡農林試験場で、「コシヒカリ(越南17号)」と「キヌヒカリ(北陸122号)」を交配し育成した品種です。

 

夢の華

 粘りが強く時間が経っても旨味の変わらないお米です。平成4年に株式会社植物工学研究所で、「夢かほり(月の光のプロトプラスト培養による突然変異)」と「夢ごこち(コシヒカリ(越南17号)のプロトプラスト培養による突然変異)」を交配し育成した民間品種です。

 

ユメヒカリ(西海186号)( 水稲農林302号)

 昭和57年に農林水産省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、「(ニシヒカリ(南海71号)/コシヒカリ(越南17号))F2」と「コシヒカリ(越南17号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめひたち(ひたち10号)

 炊き上がりの艶が良くふっくらと粘りがある冷めても艶と粘りと柔らかさを保つお米です。昭和62年に茨城県農業総合センターで、「北陸122号(キヌヒカリ)」と「チヨニシキ(中部41号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめぴりか(上育453号)

 粒が大きく炊き上がりの艶が良い強い粘りと甘みのある冷めても豊かな甘みと旨みのあるお米です。平成9年に北海道立上川農業試験場(現北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)で、「上育427号(ほしたろう)」と「札系96118(北海287号:きらら397(上育397号)の培養変異)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめまつり(愛知108号)

 程良い粘りがありしっかりとした粒のある少し硬めのあっさりとしたお米です。平成15年に愛知県農業総合試験場で「大地の風(愛知96号)」と「あさひの夢(愛知93号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめみづほ(石川43号)

 粒が大きく粘りがある歯応えのあるあっさりとした冷めても味が変わらないお米です。平成4年に石川県農業総合研究センターで、「越南154号」と「ひとめぼれ(東北143号)」を交配し育成した品種です。

 

ゆめみのり(玉系74号)

 昭和54年に埼玉県農業試験場(現埼玉県農業技術センター)で、「玉系67号(むさしこがね)」と「越南119号」を交配し育成した品種です。

 

ゆめむすび(東北150号)(水稲農林344号)

 昭和60年に宮城県古川農業試験場で、「北陸122号(キヌヒカリ)」と「東北137号」を交配し育成した品種です。

 

よさ恋美人(高育76号)

 粒が大きく粘りと甘みがあるコシヒカリ並みの食味のお米です。平成15年に高知県農業技術センターで、「コシヒカリ(越南17号)」と「ふさおとめ(千葉6号)」を交配し育成した品種です。

 

ヨネシロ(ふ系51号)

 昭和27年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「尾花沢5号(び系21号)」と「藤坂5号(ふ系20号)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

ら行のお米

陸稲農林21号(陸稲関東32号)(陸稲農林21号)

 昭和11年に茨城県立農事試験場石岡試験地(現茨城県農業総合センタ-農業研究所)で、「陸稲東海9号」と「黒禾」を交配し育成した品種です。

 

陸稲農林22号(陸稲東北27号)(陸稲農林22号)

 昭和9年に秋田県立農事試験場大館試験地(現秋田県農林水産技術センター農業試験場)で、「三重」と「陸稲奥羽23号」を交配し育成した品種です。

 

レイホウ(西海100号)(水稲農林200号)

 昭和34年に農林水産省九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で、「綾錦(双近6号)」と「西海62号(ホウヨウ)」を交配し育成した品種です。

 

レイメイ(ふ系70号)(水稲農林177号)

 昭和34年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作部)で、「フジミノリ(ふ系47号」のガンマ線照射による突然変異です。

 

レーク65(滋賀65号)

 粒が大きく「コシヒカリ」より粘りがあるお米です。平成3年に滋賀県農業試験場(現滋賀県農業技術振興センター)で、「キヌヒカリ(北陸122号)」と「ヒノヒカリ(南海102号)」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米

わ行のお米

わさもん(熊本53号)

 炊き上がりの艶が良くふっくらとし甘みとモチモチとした粘りのあるお米です。平成12年に熊本県農業研究センターで、「きらり宮崎(宮崎33号)」と「越南175号」を交配し育成した品種です。

 

わせじまん(新潟32号)

 昭和56年に新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター)で、「北陸116号」と「長603」を交配し育成した品種です。

 

あ行のお米     か行のお米     さ行のお米
た行のお米     な行のお米     は行のお米
ま行のお米     や行のお米     ら行のお米
わ行のお米